自分を成長させる「仕事」

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自分を成長させる「仕事」 星野卓也さん(2005年入社)現代社会学部現代社会学科卒業

「建てるならハイムで」だからこそ、よりグレードの高いものを

慣れた頃に遭遇した「ツウな」お客様

キャリア9年目にして真っ先に思うことは、この地域に住まわれる方々の人柄の良さです。年数を重ねるごとに家を建てさせていただいた件数は確実に増えていくのですが、私の場合、どのご家庭でもアフターメンテナンスというよりは旧知の知り合い、ほとんど友人のような感覚で迎えていただいており、暖かい人間関係の数々に恵まれていることを実感しています。おかげさまで、初めて担当させていただいたお客様とも10年近くになる良い関係が続いています。

そんな数々の出会いの中で、私にとって忘れられないエピソードが入社3年目の時にありました。二十歳前後の娘さん2人を持つご夫婦で、ご主人のご実家もセキスイハイムということで した。当社の家づくりに関する方針などは熟知されているご様子で「家を建てるならセキスイハイムで」とのお考えはありつつも、今度は「よりグレードの高いもの」を求められておりました。

あらためて突きつけられた「大丈夫か」の一言

展示場は来場者で賑わい、お客様の方もお忙しそうな中、初見で接客にあたった私がお話を伺うことになり、ご主人は私に向かって率直に問いかけられました。
「入社3年目の営業マンで大丈夫かね」
その頃、私はひとりで任されることに慣れてきていて、同時に頑張って建築士2級の資格も取得していたので、正直、その一言にカチンときました。

私ははっきりとした意志で質の高いものを求めるご主人を納得させるため、必死になって自社商品の細部を洗い直し、他社メーカーのカタログをも研究し、先輩や同僚にもアイデアや見聞、方策のヒントになりそうな例などを聞きまくりました。その甲斐あって、全体像のプレゼンテーションはできたのに、次のステップで細部の間取りがなかなか決まらず確約がいただけない。自分としては書けば書くほど精度が上がる図面でも、ご主人からすれば「まだ何かが足りない」という状況が続きました。

ひとりのお客様がくれた「叱咤激励」から「最上級の誉め方」まで

ベストを追求して、何度も書き直した図面

手描きの図面を書いては直し、打ち合わせを重ねること数十回。ある日、ご主人に喫茶店へ呼び出されました。「営業というのはな」驚くことに、私の仕事ぶりに業を煮やしたご主人は、打ち合わせという枠を越えてこんこんと私に説教を始めたのです。

「息子だと思って言わせてもらう」
「君はこれだけ言われてどう対処するつもりなんだ、辞めたいのか」
次々と飛ぶ手厳しいダメ出しに、一瞬不安がよぎりました。しかし、1時間もやりとりをしているうちに、ご主人のきつい言葉の数々には担当者としての私のやる気を今一度再確認したいという熱意が感じられたのも事実です。またご主人がここまで言うのも、最後まで私に任せたいという一心で、親心にも似た愛情すらありました。

お客様と共に分かち合う「やり切った」満足感

その後、トータルで50回近く書き直しをし、問題の間取りがおおむね決定していよいよ最終確認という段階にも、ご主人は「そもそも思っていたんだけどね」と言いながら、赤ペンで次から次へとチェックを入れていきました。これはご主人の方にも根気と体力の要ることでした。
「やっと工事に入れるな!」「はい、やりましたね!」
一緒に見直しをして出た言葉には、お互いにやりきった感に満ちていました。

こうして一棟の設計をめぐり、できる限りの密なやり取りを経て、そのご主人からはまたまた驚くような発言が飛び出ました。「うちの娘と結婚しないか?」と。もちろん冗談ではありますが、お宅が完成した後もずっと家族同然に接して下さっている関係が続き、ご家族には感謝しています。私はこの方から仕事に必要なすべてを教わったと今でも思っています。
最上級の褒め言葉もいただきました。「たいへんだったけど、本当に任せてよかったよ」

最良のアドバイザーになるための努力とチャレンジ

知識と経験の両輪を備えてこそ

今にして思えば、あのご主人がすべてを経験させてくれたとさえ感じます。実際、この仕事では1ケ月に10組、年間100組のご家族に接していますが、あのように問題点や疑問を堂々と正面から投げかけて下さる方は、以後そうそう現われておりません。あの一件で、ひとりのお客様が叱咤激励をしながら私を伸ばしてくれたおかげで、今でこそミスもなくお客様のタイプに合わせての対応が身に付きましたが、実は入社したての頃、初めての研修でとても大きなショックを受けたものです。

私は学生時代から住宅の設計、デザインの勉強をしてきました。この分野で幅広く仕事がしたかったためです。しかし実際、建築の知識は「現場でゼロから学び直した」と言っても過言ではありません。採光の仕組み、家事導線の構図など、テキスト通りの勉強でわかったつもりになっていたことでも現実問題には対応できず、当初はむしろその知識が邪魔にさえ感じたものです。

もっと武器を身につけたい、めざせ資格マスター!

「何度書き直しても何かが足りない」その足りないものを教えてくれたのが、日々接するお客様でした。すると今度はそんなお客様目線のニーズに応え、その上で住宅のプロとして的確なアドバイスができるようになりたい。そう思う気持ちが強くなりました。

4年目の頃にはインテリアコーディネーターの資格も取得しました。建築士の資格はすでに2級を取得していますが、さらにこの先1級を目指しているので、自己紹介の際には「1.5級」と言わせていただいております。また今後の目標として、できるかぎりの資格取得をし続けたいと思っています。目標は、本社が推奨する分野の資格・検定リストを全制覇すること。ファイナンシャルプランナー、宅地建物取引主任者、福祉や環境アドバイザー、施行管理者資格など、興味のあるジャンルがまだまだたくさんあります。現状に安住せず、常に新しい目標を持って自己研磨することが仕事にも反映されて、きっとお客様の満足度にもつながると私は信じています。

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